和飲通信
和飲通信は本来紙の媒体で、最新号は店頭で配布しています。 その中から抜粋してここに掲載してしております。
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2009年7月号
 暑くなって来ました。また今年も暑い、暑いが挨拶になるのでしょうか。それにしても雨が降りませんね。それどころかオタマジャクシが降ったりして、地球はどうなっているのでしょうか?
 暑さに負けずしっかり食べてしっかり寝てご家族みな様元気にお過ごし下さい。
 先日うちの店に懐かしい人が来てくれました。もう10年以上前に当店で住み込みの丁稚修行をしてくれていた九州の入江君です。もしかしたら覚えてる方もいらっしゃるかもしれません。
 そのころ当店は酒屋のご子息を預かっていました。一年か二年住み込みで研修生として酒屋の修行に来てくれてたのです。
 一番最初は横浜の子。そして次が岩手、茨城、東京、そして最後に来たのが九州の入江君でた。
 当時ぼくはまだまだ若く、研修生というより年下の友達という感覚でした。一緒によく飲んだり、ドライブに行ったりみんなといろいろな思い出があります。
 今になって思いだすと楽しかったことばかりですが、丁稚さんたちにとっては人生の一番輝くべき時期に来てくれてた訳で、私方の店で働いてくれたことが修行になったのかどうか甚だ疑問です。
 かくいう私も自分の店に帰る前、神奈川の業界では有名なお店で丁稚していましたし、弟も丁稚時代を経験しています。自分たちが当時やってきたことも思いだし、出来る限り単純な作業だけではなく店舗経営や企画に関することも学んでもらわなくてはと思ってはいましたが、それをどこまで出来たのかはわかりません。
 それでも歴代の研修生のみんなは今でも親しくしてくれています。時々上京する時は連絡し一緒に食事したりします。酒屋でそのままがんばってる人もいますし、違う業界に飛び込んで活躍してる人もいます。
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 みんなそれぞれ一人前になっています。うちの店での修行を終えて帰っていく時、いつもみんなに伝える言葉があります。「今までは丁稚と親方の関係だったけど、今日からは同じ業界の同じ釜の飯食うた仲間やからな」今ではワインのことや焼酎のこと、清酒のことも、また地方にいてはわからない業界の大きな流れなんかを教えてもらったりしています。
 入江君は当店に来た時、すぐに実家に行ってうちの親父の仏前に手を合わせてくれました。その大きな背中を見て立派な社会人に成長したなあと思いました。彼は結婚して、つい先ごろかわいい娘さんが生まれたばかりで、仕事に対してもやる気バリバリでした。私も負けずにがんばります。
今月も和飲通心をお届けします。
 
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