和飲通信
和飲通信は本来紙の媒体で、最新号は店頭で配布しています。 その中から抜粋してここに掲載してしております。
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2009年10月号
 朝夕はめっきり涼しく、というより寒くなってきましたね。明け方は寒くて寝ぼけながら布団を探してたりします。これからインフルエンザが本格的に流行るのかもしれません。外から帰ったら手洗いうがいで予防しましょう。
 九月はお彼岸でしたが、みな様はご先祖様が帰って来てると思う時はありませんか?ぼくは確かに親父が帰って来てると実感することがよくあって、自分の中ではごく普通のことです。
 それは夜自分の部屋でいる時、小さな虫がまとわりついて、いくら追い払っても吹き飛ばしてもまた戻ってきて、読んでる本やパソコンの画面を歩き回ったりして放っておくと指の上に乗っていつまでも止まってたりする時、虫の種類は時によって違い、てんとう虫であったり小さなクモであったりしますが、ぼくは間違いなく親父が帰って来てるのだと確信しています。それはやはり自分とか我が家に何かがあった時に来るからです。
 先日娘が資格試験に合格して、とてもうれしかったので家族でシャンパンを抜き特上寿司をとってお祝いしました。長年の夢を叶えた娘を誇らしく思い、ぼくも目頭が熱くなりましたが、自分の事でもないのに、調子に乗って今まで心配してくれていた方々や親戚に本人をさしおいて電話で報告(自慢?)したり、よかったと言っては毎晩ガブガブ飲んで、ちょっと舞い上がってしまってました。
 そんな日に親父が来ました。部屋で音楽を聴きながらお酒を飲んでいたら羽虫が飛んできていくら追っ払っても追っ払っても帰ってきます。そして机の上を歩き回っています。ハッと気付き、そうか親父が来てるんだと思いました。
 oyaji2(2).gif
 親父も喜んでるに違いない。うれしくてその夜もぼくはたくさん飲みました。
 翌日ちょっと二日酔い気味で仕事をしていてズボンのポケットに手を入れた瞬間「アタッ」ポケットの中でライターの火がついてたのかと思ったほど痛くて熱くてびっくりして、みると昨夜の羽虫がポケットから飛んで出ました。親父の羽虫に刺されたのでした。
「コラ裕樹、調子に乗ったらアカン」
ああ、やっぱり親父だなあと思いました。
 今でも押さえたら痛痒い右手の親指の付け根、この痛みはもうすぐ消えてしまうでしょうけど、自分はただの酒屋のオヤジ、浮かれることなくまた普通の日常をがんばってまいります。
今月も和飲通心をお届けしました。  
 

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