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和飲通信
和飲通信は本来紙の媒体で、最新号は店頭で配布しています。 その中から抜粋してここに掲載してしております。
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2008年12月号
 今年の小豆島山の紅葉は例年以上に綺麗です。みなさまご覧になられましたか?台風の被害も無く枝葉が痛まず定期的に雨が降って11月になって冷え込んだので色づきがいいのだと聞きます。紅葉はいいのですが寒い日々にふと気付くと師走です。何かと気忙しくなりますが、心はゆったりと交通安全と火の元に充分注意してお過ごし下さい。
 先日親戚の法事がありました。私の祖父は大部から土庄に出てきて「大森の酒屋」の礎を築きました。孫の私が言うのもなんですが商売の才覚に長けた人だったそうです。もちろん大部には親戚が多く今でも行き来しています。ぼくの小さい頃は今思うと小中学校統合の時期でした。小学校は土庄の子だけでしたが中学校に上がると戸形や大鈬、北浦、そして渕崎の子たちがいました。中学3年
になる時四海の子も土庄中学校に来ました。四海と北浦は中学生やのに言葉使いが既にオッサンなのでごついなあと思いました。
 大部の子とは高校になって初めて一緒になりました。祖父の家に、同じ年のいとこがいて、同じクラスになりました。それからよく彼の家に行き来しましたが、不思議に大部へ行くと心が落ち着くような気がし
てました。
 それから二十数年経ってぼくが四十手前頃のこと、大部で配達の先がわからず道端に軽四を止めて地図を見ていたらお年寄りに「あんたはセイチさんとこの子か」と声を掛けられたことがありました。セイチというのは祖父の名で土庄ではショウイチと云われてましたが大部ではセイチで通っていたそうです。もちろんぼくはセイチの子ではなく孫なんですが、おじいさんにとっては大差はないのでしょうが、ぼくは大変驚き、またうれしく思いました。
  先日の法事でもジンベの正っさんに「裕樹くんよ、ほなして飲みょるん、横顔が孫七によう似とるなあ」と云われました。そして大部の親戚連中の輪に入り、話したり飲んだりする事で心から癒されている自分がいました。やはり自分でもわからない心の奥底には大部で生まれ育った祖父セイチの思い
出とDNAが今も残っているのでしょうか。
 若い時は、なんだかちょっと顔が似た親戚縁者が集まる法事とかは苦手だったのですが、自分も充分な年回りになってきた今、昔のことをたくさん知る叔父さん叔母さんがお元気なうちにいろいろお話を聞かせていただくのは本当に大切なことだと思いました。
 最後になりましたが本年一年何かと当店をご愛顧いただきまして、本当にありがとうございました。
 
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