和飲通信
和飲通信は本来紙の媒体で、最新号は店頭で配布しています。 その中から抜粋してここに掲載してしております。
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2006年11月号
 中秋の名月も過ぎ、いよいよ晩秋の頃です。皆様にはお変わりなく健康にお過ごしのことと存じます。近頃は一年はあっという間です。子どもの頃は長い一年だったような気がするのですが、歳を重ねるごとに加速度がついたように感じられます。少し肌寒くなってきますが一年のうちで一番美しい季節だと思います。
11月の寒霞渓の紅葉は今更申し上げるまでもなく、皆さんご存知だろうと思いますが、本当に息を呑むような美しさです。私もその頃にはぜひ観に行きたいなと今から楽しみにしています。
 先月所用で東京へ行ってまいりました。一日の休みで行って帰らなければならなかったのでい行きは深夜バス、帰りは新幹線でした。その行き帰りに本好きな友人が貸してくれたリリーフランキー氏の「東京タワー」という本を読みました。行きは深夜便で周りの人は寝てるからとガマンしててもつい
「ウプププッ」=33
と吹き出してしまうほど面白くてずんずん読みました。すぐ車内の灯かりは消されても自分だけ読書灯を付け、寝たい人の迷惑だとわかっててもやめれないほど面白いのです。
 東京で用事を済ませ新幹線に乗りました。横浜のシウマイ弁当とビールも買い込みました。余談ですがあの弁当に入ってる「ひょうちゃんタレ入れ」を密かにコレクションしていますが、なかなか集まりません。いろいろデザインがあってかわいい。話が脱線しました。帰りの車内でも東京タワーの続きを読みました。決してシウマイの辛子が効きすぎたのでないのですが涙が止まりませんでした。車掌さんが来ようが、隣の人がどう思おうが、構わないほど心が揺れました。
  車内販売のおねえさんが来る度にビールとかカップ酒とかを買うのですが、涙と鼻水でグシャグシャの顔だったと思います。出張の帰りといういつもとは違う状況だったので日常のこまごましたことに惑わされることなく本に集中できたのだと思います。
 そのうち終わりまで読みきった安堵感とかなりの酔い加減で名古屋あたりで泣き寝入りしてしまいまして岡山であわてて起きた時、鼻水と涙が乾いて顔がパリパリになってました。
 ぼくのうちではぼくより先に妻がこの本を読んでました。近頃ご飯に必ず自家製のぬか漬けが出るのは、
「ハハ?ン、そういうことか」(`・ω・´) 毎日ありがたくおいしい漬物でお茶漬けをいただいております。
 この本は今年度本屋大賞です。つまりこの本は全国書店員が選んだ今年一番一番売りたい本、面白かった本です。酒屋の世界でも全国の酒屋さんの投票で選ぶ酒屋大賞受賞酒、焼酎とかワインがあってもいいのになあと思ったり。

   今月も和飲通信をお届けします。
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